2013年11月の税務と労務
11月11日 | 10月分源泉所得税の納付 |
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12月2日 | 所得税予定納税額第二期分の納付 |
12月2日 | 9月決算法人の確定申告(法人税・消費税等) |
条例で定める日 | 個人事業税第二期分の納付 |
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机の上は語る
「机の上を見れば、その人の仕事ぶりが分かる」とよく言われる。
机の上が乱れていれば、その人の頭の中も乱れていて筋道立った考え方ができないであろうと推測してまず間違いない。逆に机の上がきれいに片付いていたら、頭の中も常に整理されている人である。
私の場合、油断していると直ぐに書類が頭上高く山積みされることになる。原因は判っている。これは自分が受け取った書類を直ちに適切に処理しないからなのだ。手に取った書類に一度目を通したにも関わらず、後でもう一度よく読んでからどのようにするかを考えようとしてしまう。私の直らない悪癖だ。そこで書類が自分のところに滞留することになる。
もちろん、重要度の高い案件は早急には処理できない。時間をかけ検討し判断を下す必要がある。しかし、毎日私の手許にやってくる書類、ファックス、メールの大半は即断即決が可能なものだ。それをさして重要度の高くない書類に付き合ってしまい、自分を忙しくしてしまう。そしてその結果が「下手の考え休むに似たり」ということになる。
私のような人間はとにかく、書類を手に取ったらそれを処理しないうちは机の上に置かない、というくらいの覚悟で書類に当たる必要があるのだ。肝に銘じなければならない。
物理的な整理整頓が行き届いている人は、病気やその他の理由で急に休暇を取ったときでもほかの人に迷惑をかけることはない。何がどこに置いてあるか一目瞭然であるから代わって仕事をする人も困らない。仕事のできる人の典型だ。
一方書類であれ物であれ、当人がいなかったらどうなっているかわからない状態になっている人もいる。このような人は仕事ができない人であると決めつけても概ね間違いない。
田幡会計事務所では年末の大掃除に先行して先月、増え続ける書類整理のために事務所内の模様替えを行った。
この作業で自分が抱えている整理整頓されていない膨大な書類を目の当たりにし、お恥ずかしい限りだが、このような反省文を書くことになったという次第です。
田幡 民生